Gary Fisher - The first and last name in mountain bikes.

レースレポート

2009年4月18日(土)〜19日(日)

Sea Otter Classic 2009

SUPER FLY
使用バイク:SUPERFLY

開催場所:
アメリカ合衆国 カルフォルニア Monterey
開催日時:
2009年4月18日(土)〜19日(日)
天候:
晴れ
バイク:
SUPER FLY
タイヤ:
Bontrager XR1 29er F&R 2.0気圧(F&R)
結果:
10位

1日目:世界のトップライダーが集まった!

今年で4回目となるこのレースは、ショートトラックから始まる。
ショートトラックの内容は20分間+3周で、周回遅れで先頭に追いつかれそうなライダーは足切りとなる。昨年は12位で初めてこのレースを完走したが、その時はワールドカップが重なっていたために、トップライダーが不在だったなかでのレースだった。今年は昨年と違い、アメリカをはじめ、他の国からも世界の強豪選手が数名集まっている。

スタート順は4列目、真ん中ぐらいの位置でコールされた。コースは短く、シングルトラックが7割を占めている。さぁどこで抜くか、急がなくてはあっという間に強制終了となってしまう。
レースは定刻通りスタート。スタートは順調だったが、合間を突いて行く、突然のすごい砂ぼこりで前が見えなくなる・・・。コースの記憶を頼りに、ここのラインは何もなかったはずだと突き進む。

難しいコース、ひたすら前を目指す!

コース内に存在するアスファルト区間は平坦と少しの上りで、そこからオフロードの上りに突っ込む。きれいなラインは一つだけなので、ここしかない!!しかし、みんなが走りやすいであろうラインではなく、ガタガタのラインで抜きにかかる!一気に4人は抜いただろうか、これならいけると思い、毎周回ここでライダーをパスし、どんどん前に行く。集団の後ろにいると楽だが、そんなことしている余裕はないし、足切りになってしまう。

大きい集団をパスし単独で前を追う。視界に入ったのはJHK(チームメイトのオリンピック出場選手)とその間の3人のパックで、彼らを目指してひた走る。後ろには大きい集団があり、一度戻ろうかと思ったが次の周回には、その集団は足切りだった。危ないところだった。

そこから残り3周!前との差がなかなか縮まらず、残り1周のラストの坂で思いっきりペダルをこぐ!一瞬にしてその差は半分になり、あと数秒というところだが、そこからは下り、その数秒が縮まらない。今回のメンバーの中で完走できたこと、スタートがもっと前だったら・・・このレースで自分の今の調子が見えた感じがした。

2日目XC:世界チャンピオンが隣のスタートに興奮!

昨日のレースに出場していなかった選手も多く参加するため、150人ほどに。
いつもは長いループを2周するのだが、今日は1周目が、フルに回り2周目はショートコースになり、ラッキー!と思った。しかしその理由は、30度を超す気温によるもので、外に出ると熱射病になりそうなほど暑かったからだ。

XCはUCIポイント順でコールされるので、早々にコールされ1列目に!隣には世界チャンピオンのサウザ選手。自分のボルテージはのMAXの状態でスタートをきった。

コースは、サーキット内を半周してオンロードへと入り、このサーキット内の後半にかけて一気にスピードが上がる。前に上がろうとしたが、集団のゆっくりしたスピードに対し、後ろからライダーが我先にと言わんばかりに出てくるので、選手たちが密集し、ふらふらしていて危ないと感じていた予想が的中!すぐ右のライダーが隣のライダーと絡み転倒、そこに何人ものライダーが突っ込んだことだろう、危ないところだった。

暑さのため身体に異変が・・・

スピードが上がったのと合わせて前に出る。そこから少し上り、下りに入って行く。前が砂ぼこりで見えにくいままレースは進み、このコースは上りが幾つも存在し、何度も繰り返しているうちに、体の異変に気づく。冷汗が出て、心拍が異様に上昇してくる、ペースが一気に落ちてくる。その間にたくさんのライダーにパスされる・・・。どうしようもなかったが、心拍数を少しでも抑えながら効率的に前に進もうと思い、あえて重めのギアでダンシングにペダリングを切り替える。すると、先ほどより少しペースが上がった。
それでもいつもの自分の体ではない、昨日の疲れか?単純に暑いから?確かにシングルトラックの中は熱がこもっていて、さらに暑さが増していた。

そんななか、ふと気づくと木陰にミネラルウォーターが段ボールに入って置いてあったのだ!レースの運営側が渡しているもので、早速いただく。頭からかけ、首、足、全身に水をかぶり数秒!体が復活!さっきまで暑かったのがウソのようだ。そこから一気にペースも上がり、僕を抜き去ったライダーの背中が次々に見えてきた!完全に勢いにのった!

最後の追い上げ、見事トップ10入り!

そして、少しでも数秒でも前に進むため、風が強く吹いているところは体を小さくして、サーキット内はサスペンションの上の方に手を置き、まるでロードレースのような格好で突き進む。2周目に入り、コースサイドから14位、15位という声が聞こえ、自分がもうそこまで上がってきたのかと思うほど、あっという間に20人近くをパスしてきたらしい。まだペースは落ちない!ひたすら突き進み、最後の丘の上へと上って行くと、結構先まで見えていた選手を全員抜き去り、最後のライダーが近づいてくる。

丘の上なので風が強く、一度前の選手にドラフティングしようとしたが、自分らしくないのでそのままパス。しかし逆に後ろでドラフティングされていることに気づく。それは予想の範囲!シッティングのままペースを上げる、もぅ足をつらせながら、無理やり動かしている状態だったが不思議とこげる!少し離れたのを感じたので、そこから完全にあきらめさせるために、ダメ押しのダンシング!完全に引き離し、サーキットに出てゴールラインをくぐった。

結果は10位! チーム員3人が皆TOP10でゴール!
今回の遠征で出会った皆様、会場で応援してくれた方々、今回の遠征でお世話になった皆様、ありがとうございました!!これからさらに前進します!!